不動産については個人個人にて強い思い入れがある方も
多くいらっしゃいます。
先祖代々の不動産であったり、その理由は様々でしょう。

今回、非常にその思い入れを強く感じる不動産の登記を
取扱わせて頂きました。

弊事務所は税理士事務所との共同で業務を行っておりま
すので、不動産の贈与等に対してはやはり税務上のアド
バイスをさせて頂く機会も多々ございます。

今回の登記は共有名義にて登記なされた不動産について、
単独名義とする登記でした。

兄弟3名(以下長男A、次男B、長女Cとさせて頂きます)
で共有している不動産に関し単独名義としたい、とのご依
頼。
不動産の価格もそれ程高くはなかったのですが、基礎控除
額をも鑑みるに、長男A及び長男Bから1度に贈与を受け
るよりも1年に1度、AからCへ、翌年BからCへの贈与
の登記をした方が明らかに税務上は有利な事案でした。

しかし、C様は1度に単独名義とする登記を選ばれ、数十
万の贈与税を支払う事を選択なされました。理由を聞いて
みるに、ご自身が子供の頃住んでいた不動産、との事でし
た。

私のような専門家には理解し難い部分も少なからずはあり
ましたが、ご自身で選択なされ、全ての書類が調った旨お
伝えさせて頂いた際、本当にご安心してお帰りになって頂
き、私もこの登記に携わらせて頂けた事にて、単なる手続
き代行屋ではないと言う自負を持たせて頂く事が出来ました。

自画自賛的にて畏れ入りますが、本日の出来事にて。